今さら聞けないデリケートゾーンのケアを徹底解説!におい対策できてる?
夏になると、特に気になるのがデリケートゾーンのにおい。
でも正直、デリケートゾーンの悩みは人に話しにくいですよね。
そこで今回はデリケートゾーンのケア方法を徹底解説します!
しっかりケアをしてにおい対策をしましょう♪
そもそもデリケートゾーンのにおいの原因って何?
デリケートゾーンのにおいの原因をご存知でしょうか?
原因は大きく分けて5つあります!
①汗
デリケートゾーンのにおいの原因のひとつが、「汗」です。
デリケートゾーンには局所的にアポクリン汗腺というのがあります。
デリケートゾーンのほかにも、ワキの下や乳輪に存在するアポクリン汗腺。
実はこのアポクリン汗腺からでる汗はフェロモン汗とも呼ばれており、ほんのり黄色っぽくにおいがあるのが特徴です。
しかもムレると細菌が増殖し、においがきつくなるのです。
これが、デリケートゾーンのにおいが気になる原因となっています。
②外側(外陰部)の汚れ
デリケートゾーンの中でも外陰部と呼ばれる膣周りの汚れもにおいの原因に……。
膣周りは溝が多く、実は汚れがたまりやすいんです。
汚れだけでなくアカやトイレットペーパーのカスが残っていた、という経験はありませんか?
それがにおいの原因につながっているなんて、想像するだけでも怖いですね……。
③陰毛についたにおい
陰毛についてしまったにおいも、デリケートゾーンがにおう原因のひとつ。
月経時の血液やおりものなどが付きやすい陰毛はにおいがこびりつきやすいんです。
「そんなのどうしようもないじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、実はケアをするかしないかでにおいが大きく違ってくるんです!
ちなみにおりものは酸性のため少し酸っぱいにおいがするのが正常ですが、もしそれ以外のにおいなら病院に行くことをおすすめします。
デリケートゾーンのにおい対策は?
におい対策をしっかりしたい!そう思う方はぜひ以下の方法を実践してみてくださいね。
脱毛
まず、におい対策として挙げられるのが脱毛。
先ほど説明した通り、陰毛に経血やおりもののにおいがどうしてもついてしまいます。
洗浄してもなかなか落としにくいのも事実。
しかも脱毛してしまえば毛がなければ汚れがつく心配がないうえ、汚れも落としやすいんです!
デリケートゾーンのケアも楽になりますから、脱毛はかなりおすすめですよ◎
おりものシートや生理用ナプキンをこまめに交換
おりものシートや生理用ナプキンをこまめに交換することも、におい対策にはとても大切。
だいたい2~3時間で交換するように意識しましょう!
汚れや汗といったにおいのもとになるものを防げます◎
通気性が良くしめつけない下着を選ぶ
通気性が良い下着を選ぶこともにおい対策のポイントです。
ムレることでにおいの元となる菌が増殖するので、ムレないような環境を整える必要があります。
下着を買う際は、綿をはじめとする肌に優しい素材を選ぶのがおすすめ!
またしめつけがないと楽ですよ。
ムレがないと、日常生活もより快適に過ごせるはず。
可愛い下着だけでなく、生活しやすい下着を選ぶようにしましょう◎
デリケートゾーンのにおいは専用ソープで撃退!
脱毛する時間がない……
おりものシートや生理用ナプキンをこまめに変えているけどにおいが気になる……
下着にあまりお金をかけられない……
――そんな女性には、デリケートゾーン専用ソープがおすすめ!
デリケートゾーンに優しい成分のみで作られた専用石鹸で洗うことも、におい対策になるんです。
実はデリケートゾーンはかなり敏感。
体を守る常駐菌もいるため、身体用の石鹸で洗うとかなり負担になったり常駐菌がいなくなってしまったりとする恐れがあります……。
デリケートゾーンのことを考えて作られた専用ソープで、デリケートゾーンを守り、におい対策をしましょう!
デリケートゾーン専用ソープの選び方
デリケートゾーン専用ソープは今やたくさん販売されています。
そのためどれを買おうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
ここでは自分に合ったデリケートゾーン専用ソープの選び方をご紹介します!
①タイプ
デリケートゾーン専用ソープには「固形タイプ」「液体タイプ」「泡タイプ」の3タイプがあります。
それぞれメリットデメリットがあるので、自分の好みに合わせて選びましょう◎
固形タイプ
メリット:香りが豊富
デメリット:泡立てが面倒、雑菌が繁殖しないよう乾燥が必要
液体タイプ
メリット:プッシュ式だから衛生的
デメリット:きめ細かく泡立てる必要がある
泡タイプ
メリット:時短になる(泡立ての必要なし)
デメリット:液体タイプや固形タイプに比べると値段が高い
②成分
デリケートゾーン専用ソープを選ぶときは成分もチェックしましょう◎
だいたい弱酸性じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、弱酸性以外にも弱アルカリ性のソープがあります。
弱酸性は刺激が少なく肌に優しいので、敏感肌の方にピッタリ!
ただ洗浄力が弱く、もっとすっきり洗いたい!という方は弱アルカリ性を選びましょう◎
また汚れの中でも特に黒ずみが気になる方は、弱アルカリ性がおすすめです。
③香り
香りもデリケートゾーン専用ソープを選ぶうえではとても大切。
お気に入りの香であればケアする時間も楽しく、長く使い続けられるはずです♪
もし自分の好みの香りがなければ無香料タイプを選びましょう。
【プチプラ】おすすめデリケートゾーン専用ソープ
デリケートゾーン専用ソープは毎日使うものですから、経済的なものがいいですよね。
そこで今回はプチプラに絞って、おすすめのデリケートゾーン専用ソープをご紹介します♪
PH JAPAN フェミニンウォッシュ シャワースプラッシュ
PH JAPANの『フェミニンウォッシュ シャワースプラッシュ』は、液体タイプのデリケートゾーン専用ソープ!
デリケートゾーンと同じ肌成分(弱酸性pH5)で、刺激が少ないのが特徴です。
だから敏感肌の方におすすめ!
またヒアルロン酸とコラーゲン、5種の植物エキス(保湿成分)が含まれていて、潤いを与えてくれるのも嬉しいポイント♪
優しい石けんの香りが広がり、さわやかに洗い上げてくれますよ◎
ボトルが透明なので残量もわかりやすいですね。
【商品名】フェミニンウォッシュ シャワースプラッシュ
【内容量】150ml
【価 格】798円+税
サマーズイブ フェミニンウォッシュデイリーバランス
薬局でもよく見かけるサマーズイブの「フェミニンウォッシュデイリーバランス」。
ジェルタイプでさらりとした洗い上げが特徴のデリケートゾーン専用ソープです。
パッケージに「デリケートゾーン」という表記がないため「家族と同居していてデリケートゾーン用の石けんを使いにくい」という方にもおすすめ♪
またデリケートな肌を考えたpHバランスとなっている弱酸性なので、刺激が気になる方も使えます。
「刺激をもっと押さえたい」と思う方には、ピンクのボトルのセンシティブタイプもあるのでご安心を◎
お花のような香りも特徴ですよ!
【商品名】フェミニンウォッシュデイリーバランス
【内容量】237ml
【価 格】800円+税
ロリエ デリケート泡ウォッシュ
花王の生理ブランドでスリムガードでも有名なロリエからも、デリケート専用ソープが販売されています。
それが「デリケート泡ウォッシュ」。
泡タイプで、なおかつ無香料なので、「香りも煩わしさもいらない!」という方におすすめです。
ちなみにこちらの商品も弱酸性。
ワンプッシュで濃密な泡が出てきますので、優しく洗い上げたい方にもピッタリ!
においだけでなく、ムレもスッキリさせたい方はぜひお試しを♪
【商品名】デリケート泡ウォッシュ
【内容量】150ml
【価 格】800円+税
持田ヘルスケア コラージュフルフル泡石鹸
じわじわと人気が高まりつつあるのが「コラージュフルフル泡石鹸」です。
このデリケートゾーン用ソープの特徴は汚れとともに菌やにおいを洗える薬用抗石けんであること!
抗真菌(抗カビ)成分「ミコナゾール硝酸塩」と殺菌成分を配合してあるから、清潔感を重視したい方におすすめです。
また泡タイプであるうえ、弱酸性なので肌に優しいのも嬉しいポイント!
詰め替え用があるのも良いですね。
【商品名】コラージュフルフル泡石鹸
【内容量】300ml
【価 格】2,300円+税
スウィートボディ デイリーウォッシュケア
薬局ではなかなか見かけないものの、ロフトやPLAZAといった生活雑貨で購入でき、コスパ良く使える泡タイプのデリケートゾーン専用ソープがスウィートボディの「デイリーウォッシュケア」です。
弱酸性でありながら古い汚れや角質による黒ずみをも優しくケアしてくれるのがポイントです。
また、においケアにピッタリと言われるカキタンニンも配合されているので、におい対策にもバッチリ!
着色料・アルコール・パラベン・鉱物油・石油系界面活性剤フリーといった添加物がないのも、肌が弱い方には嬉しいポイント。
石けんの優しい香りも広がりますよ♡
【商品名】デイリーウォッシュケア
【内容量】140ml
【価 格】税込み990円
ヴィーナスラボ フェミナチュール 薬用ハーブナノソープ(医薬部外品)
デリケートゾーンだから、医薬部外品で優しくケアしたい……
そんな方におすすめなのがヴィーナスラボの「フェミナチュール 薬用ハーブナノソープ」です。
この石けんには2つの有効成分が配合されています。
1つが殺菌効果の高いイソプロピルメチルフェノール。
もう1つが肌荒れやニキビ予防に効果的といわれるグリチルリチン酸ジカリウムです!
固形石けんなので泡立てる手間はあるものの、においをはじめとする女性の悩みにはピッタリ。
また天然のエッセンシャルオイルで香りづけされているので、ナチュラルな香りが好きな方にもおすすめです。
デリケートゾーンだけでなく全身にも使えるのもポイントですよ◎
【商品名】フェミナチュール 薬用ハーブナノソープ(医薬部外品)
【本 体】100g
【効果・効能】・皮膚の清浄・殺菌・消毒。
・体臭・汗臭及びにきびを防ぐ。
【価 格】1,600円+税
デリケートゾーンの洗い方は?
デリケートゾーンの洗い方のポイントは「ごしごし洗わない」こと!
肌の中でも特に敏感な部分であるため、しっかり泡立ててから指の腹で優しく洗いましょう!
Iラインのヒダの部分にカスがたまりやすいので要注意です!
また膣内には雑菌が繁殖しないように守ってくれる常駐菌が存在します。
膣内を洗ってしまうと常駐菌によるバリアが壊れてしまう可能性があるので、中まで洗う必要はありませんよ。
洗い流すときはぬるま湯(35°C~37°C)でしっかりゆすいでください。
膣洗浄器もおすすめ
「でも膣内が気になるな……」と言う方には膣洗浄器を使ってみてください!
膣洗浄器は膣に直接挿入して優しく洗浄できるアイテムです。
ビデタイプ
膣内に液体を入れるのがビデタイプの膣内洗浄器です。
大量の液体のため、スッキリ感があるので生理中にピッタリ!
ただ膣内にいる常駐菌がなくなってしまわないよう、洗浄のしすぎに要注意です。
ゼリー(ジェル)タイプ
ゼリータイプの膣内洗浄器は少量のゼリーを挿入するタイプ。
洗い流す、というよりも汚れをゼリーに絡めて排出するものです。
自浄作用を促すという点もポイントですよ♪
まとめ:デリケートゾーンのにおい対策をして快適に過ごそう♡
においが気になるデリケートゾーンは脱毛といった方法のほかにも、しっかり洗ってケアすることも大切。
そこで活躍するのが、デリケートゾーン専用ソープです。
通常のボディソープだと常駐菌に影響が出て、逆効果になることもありますので、専用ソープを使いましょう♪
今回の記事を参考にデリケートゾーンのにおいを気にせず、より快適に日常生活を過ごしてくださいね♡